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起動不可らしい。

はじめに
ハードオフでジャンク品を見ていたところ起動不可のタブレットが安く売っていたので遊び目的で購入しました。
こういった場合、内部の基盤に損傷がなければほぼバッテリーの過放電が原因だと思うので、まずはバッテリーレス化を行って起動するか試してみます。

※この時点では修理が完了したら、この端末は防犯カメラを常時映す端末にするつもりでした。

用意したもの

・プラス、マイナス用の配線

・USB-C用のコネクタ

・はんだごて

・グルーガン

・電子機器の分解ツール


修理①
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まずは裏蓋と中の蓋(防水シート付き)、合計2種類を外します。
裏蓋はピック等で隙間を作って爪を外し、中の蓋はネジを外します。


修理②
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上の写真ではすでにバッテリーが外していますが、実際はこの空間にバッテリーがあり、写真中央の配線が接続されているコネクタがバッテリーコネクタとなります。
赤2本がプラス黒2本がマイナス、白は温度センサーです。

バッテリー自体は確か3.8V~4.3Vくらいが動作範囲だったと思います。
しかし、降圧モジュールで電圧をこの範囲に落とすと起動できません。
このため、テスターで電圧を測りながら上げていくと、起動時は約6.0~7.0V程度かけてあげると無事起動しました。
やはりバッテリーの過放電が原因だったみたいですね。
しかもこの電圧であれば制御モジュールを割り込ませずに、そのまま手持ちのType-c充電器に接続すれば調度良い感じになるので手間が省けました。

修理③
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起動するようになったので電源接続部分をUSB-Cコネクタに変更しました。
固定はグルーガンを使いましたが仕上がりが汚いですね。

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もともと付いていた充電口は邪魔なので撤去しました。

実は
さて、これで無事起動するようになりましたが実は一点問題があります。
というのもどうやらこの端末、液晶のバックライトが切れており、さらに液晶の半分はノイズが入ってひどいことになっています
このため、USB-AからHDMI等に変換して外部ディスプレイに接続しないと起動後のセッティングもまともに出来ない状態でした。

まとめ
無事にバッテリーレス化で起動するようになりましたが、この端末どうしましょうかね。
当初の予定では常時防犯カメラ映像を映そうと考えていましたが、外部モニタが必要となるとそれは消費電力的に無理です。
ということで、良い活用方法が見つかるまでお蔵入りですね。