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転倒対策です。

はじめに
前回、転倒実験をした際にブレーキレバーが曲がってしまうことが分かりました。
このため、転倒しても問題ないように左右ともZETAのピボットレバーを取り付けたいと思います。

用意したもの

・ZETA製ピボットレバー F5620(旧品番:ZS62-1020)


・レンチ、またはソケットレンチ

・マイナスドライバー

・プライヤー

・万能グリス(リチウムグリス or シリコングリス)



右フロントブレーキレバー①
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まずは車体右側、フロントブレーキレバーを外します。

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ブレーキレバー下部にナット、上部にボルトがあるのでこれらを外すと簡単にレバー本体が外れます。
もしアクセルワイヤーが邪魔で上部のボルトが回せない場合は、アクセルワイヤーのナットを少し緩めると隙間を作ることが出来ます。

右フロントブレーキレバー
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取り付け前に、上の写真の位置とボルトにそれぞれグリスを塗っておきます
あとは逆の手順でZETAのブレーキレバーを取り付けます。

左クラッチレバー①
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クラッチレバーもブレーキレバー同様に、大きなマイナスのネジとその下のナットを外すとレバー本体が外れます。
このとき、もしクラッチケーブルが邪魔で外れない場合は次の作業を行ってください。

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クラッチケーブルの根本にある切り欠きのついたものをプライヤー等を使用して上の写真のように揃えます。
このとき、なるべく縮めた状態(隙間のない状態まで締め込んで)から揃えます。
すると、揃えた部分が一直線になるので、そこを通してクラッチワイヤーを外します。

左クラッチレバー②
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あとはワイヤー先端のタイコ部とネジにグリスを塗って、

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新しいレバーを取り付けます。
取り付け後は、クラッチの位置調整を忘れずに行ってください。

レバー調整
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最後に左右のレバー位置を調整します。
調整は8mmのレンチで行います。
今回はブレーキレバーは少し近めに、クラッチレバーは純正と同じくらいの位置に変更しました。

まとめ
ざっくりとした取り付けの流れですが、実際にやってみると簡単に出来ると思います。
今回取り付けたZETAレバーは純正と違って転倒しても問題ないように反対方向(車体前側)にも可動するので、その点だけ最初違和感がありますが使っていくうちになれると思います。