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やっとオーバーホールしていきます。

はじめに
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前回からの続きです。
Part.2は実際にオーバーホールしていきます。

Part.2で用意したもの

・インパクトドライバ

・6mmのロング六角レンチ

・17mmの長ナット(ナット)

・ソケットレンチ

・六角レンチ

・廃油受け

・パーツクリーナー(2本以上)

ポリ塩化ビニルパイプ

・フォークレベルアジャスター

・フォークオイル

・フォークオイル

・各種交換パーツ(2個ずつ)

かなり多いので記事の最後に記載しておきます。

交換部品
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到着した交換部品です。
この他にもまだあります。

作業①
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まずはフロントフォーク一番上のキャップを17mmの長ナットを使って外します。
このときバネが飛び出してくるので注意して下さい。
外れると写真のようにオイルが排出されます。

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中のパイプが錆びているので、ここは組み込む前にある程度磨いておくことにします。

作業②
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次は鬼門であるボトムケース底のボルトを外します。
と言っても片方は手動でインパクトを与えてから作業を行ったお陰か比較的簡単に外れてくれました。

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しかしもう片方は全く外れる気配がありません。
もう何をしても外れず、しまいにはネジ山が舐めかけてきたので、急いでホームセンターに行ってインパクトドライバ等を購入してきました。
するとものの数分で簡単に外れてくれました。

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ちなみにこちらが舐めかけたボルトとなります。

作業③
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次はシール類を外していきます。
ストッパーリングはマイナスドライバー等で外れるので、これを外したらパイプを勢いよく引っこ抜くようにすると完全に分解できます。

作業④
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あとはパーツクリーナーで洗浄した後、新品の部品に交換して組み込んでいきます。
片方だけでこれだけのパーツを交換します。

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インナーパイプに小さいスプリングやカラーを入れて、

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因縁のボトムケースの底のボルトをワッシャを忘れずに入れて取り付けます。
このとき共回りしてしまう場合があるので、その際は一度スプリング・リング・筒を入れて軽くキャップをすることで防ぐことが出来ます。
締め付けトルクは15~20N・mくらいです。

作業⑤
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あとは逆の手順で組んでいきます。
組み込む際はインナーパイプにシリコングリスを塗りたくっておくとスムーズに取り付けが出来ます。

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ある程度奥まで入ったら、さらに押し込むためにここで塩ビ管を使います。
少しぎゅっと押し込むと入った感触がわかるかと思います。

作業⑥
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次にオイルシールを入れますが、これは向きがあります。
説明を読むとメーカーの刻印がある方が上を向くようにしろと書いてありますのでその通りに入れます。
このときもパイプはシリコングリスまみれにしておくとスムーズに入っていきます。

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ある程度奥まで入ったら、その上から古いオイルシールを入れて、その上から塩ビ管で押し込むようにします。
こうすることで新品のオイルシールに傷が入るのを防げます。
古いオイルシールが写真の位置くらいまで入れば大丈夫です。

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あとは溝にストッパーリングを取り付けてフォークシールをはめれば組み立てはほぼ完成です。

作業⑧
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そうしたらいよいよフォークオイルを入れます。
規定量は383mlなのでとりあえず400ml入れます。

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あとは何回か上下にストロークさせてある程度エアーを抜き、その後時間をおいて完全にエアーを抜きます。

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ただ今回はそんな悠長なことはしてられないので、30回ストロークした後、30分程度放置したらフォークレベルアジャスターで余分なオイルを抜き取ります。
油面は一番縮こませた位置で上から83mmのところが規定となっているので、今回はそれに合わせました。

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油面の調整が済んだらスプリング・リング・筒を入れて完成です。

作業⑨
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あとは逆の手順で取り付けます。
このとき、パイプが通る穴にシリコングリスを塗っておくとスムーズに入るようになります。
また、リングストッパーを最後に取り付けるのを忘れないようにして下さい。


=====番外編として塗装編へ続きます=====

Part.2で用意した交換パーツ(2個ずつ)