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rootくらいなら大丈夫でしょという甘い考え。

はじめに
正直root化しなくても不自由なく使えるのですが、より良く使用したいのでroot化に挑戦することにしました。

今回はboot.imgを使用してのroot化を行いましたが、これの入手が一番苦労しました。
中華の公式サイトにはFirmware(T811M)があるので、Baiduアカウントがある方はそこからダウンロードするのが確実だと思います

一方で、英語の公式サイトにはFirmwareがないためここからはダウンロードすることが出来ません。
というかほとんどの方はBaiduアカウントなんて無いと思いますので、今回はXDA Forums(#111番目)にアップされたboot.imgを使用してroot化したいと思います。

※もちろん正規のものかどうか分からない物なので自己責任です。


====2023.9.22追記====
英語の公式サイトからファームウェア(T811M)がダウンロード出来るようになりました。


====2023.11.01追記====
GSIの導入も行う方はこちらの記事も合わせて参考にして下さい。


作業①
※再度言いますが、ここからは自己責任でお願いします。

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Screenshot_20230910-150533
まずは設定→ビルド番号連打→開発者向けオプション内のOEMロック解除 & USBデバッグをONにします。

作業②
タブレットとPCを接続し、platform toolsを使って「adb reboot fastboot」でfastbootモードに入ります。

その後、「fastboot flashing unlock」を入力し、3秒以内に音量を下げるボタンを押します。
これでブートローダーのアンロックが完了したら「fastboot 
reboot」で再起動しておきます。

作業③
Screenshot_20230910-150453
次にここからMagiskアプリをインストールし、boot.imgにPatchを当てます。

今回boot.imgはここのフォーラム内(#111番目)から拝借しました。

====2023.11.01追記====
英語の公式サイトのファームウェア内にboot.imgが同梱されているので、今後はそちらを使用して下さい。
(現在導入しているバージョンのものをダウンロードして使用すること)

※iPlay50miniPro用のboot.imgを使用してください。
 誤ったものを使用すると最悪の場合、文鎮化する可能性があります。


作業④
スクリーンショット 2023-09-10 221030
再び
「adb reboot fastboot」でfastbootモードに入り、パッチ後のboot.imgを「fastboot flash boot パッチ後のboot.img」で焼きます。

Finishとなったら
「fastboot reboot」で再起動します。

作業⑤
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このままだとZygiskが非対応のままなので、Magiskアプリの設定からZygiskを有効にします。

これでとりあえずroot化は完了です。

まとめ
ということで今回はざっくりとしたroot化の手順でした
おそらく一番の難所はboot.imgの入手だと思います。
英語の公式サイトでファームウェアを出してくれれば入手難度がかなり下がるんですけど、alldocubeさん何とかなりませんかね。

====2023.11.01追記====
alldocubeさん、公式ファームウェアありがとうございます!