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スタッドレスは必須。

降雪
今年は雪が降るかなと思っていたところ案の定降りました。東京都心でも降ったようで、ニュースでノーマルタイヤによるスリップの場面が繰り返し流れていましたね。私は毎年スタッドレスに交換しているので問題ありませんでしたが、試しに使用してみたスノーモードが結構効果的で驚きました。

SNOWモード
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スノーモードの切り替えはハンドブレーキ付近にあるSNOWボタンで行います。
画像のように切り替えるとオレンジ(黄色)に光ります。

これによって停止から発進する際には2速発進となりますので、発進時に急なタイヤの動きを抑える(エンジントルクの出方が緩やかになる)ことができ、空転等のリスクを抑えることが出来ます。
実際に使用してみると、当たり前ですが発進がかなり緩慢になります。結構乱暴に踏み込んでもゆっくり発進するので、最初自分の感覚とズレが生じて戸惑いました。
やっていることはただ2速発進というだけですがかなり効きが強いので、思いっきりアクセルを踏み込むような乱暴な運転をしない限り、たとえ路面が凍っていても後輪が空転することは無いかと思います。

TCSも併用する
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私のZ33はベースグレードなのでTCSが付いています。(Ver.S以上のグレードはVDC)
この機能は路面状況等で後輪が空転しそうになった際に制御が入り、一定以上エンジン回転数が上がらないようにし空転を防ぐというものです。
デフォルトは常にTCSがオンの状態で、スイッチを押すと上の画像のようにTCS機能がOFFになります。スノーモードは発進時にしか効果がありませんが、こちらは常に制御が入るので、この機能も活用するとFRのZ33でも雪道や凍結した路面を比較的安全に走ることができます。
(比較的といっても限度はありますが…)

まとめ
久しぶりの雪ということでスノーモードとTCS機能に関してまとめました。他の乗用車に比べたらZ33はパワーがあるので、雪道においては本来繊細なアクセルワークが必要になります。しかしこれらの機能を使用すればある程度は気楽に運転できるようになるので、運転が上手い人であっても事故を起こすリスクを考えてONにしておくことをオススメします。