
中古で購入後初回交換です。
オイル交換はその名の通りただ古いオイルを抜いて新しいオイルを入れるだけですので作業自体は難しくありません(車種にもよるでしょうが)。 しかし、通常交換するにはドレンボルトは何処にあるのか、またそこにアクセスするために車体をジャッキで上げてそこに潜り込む必要があります。さらにオイルの処分も必要となりますので、自分で行うという人は減っているのではないでしょうか?
※もっとお手軽にエンジン上部から汲み取って交換する製品もありますが、私は古いオイルが底に残っているようなイメージがあるので使用したことはないです。
私も出来ることならディーラー等にお願いしたかったのですが、以前乗っていた車のオイルがまだ残っていたのでとりあえず今回は自分で行うことにしました。
作業を行う前にソニカのオイル交換手順やドレンボルトの位置をネットで検索したのですが情報が少なすぎて断念しました。一部のみんカラ等のサイトにはソニカのオイル交換手順がありそれを手本としたのですが、ドレンボルトの位置が違っていて何も参考になりませんでした。
今回は実際にオイルが排出されている所を画像として貼りましたので参考にしていただけると幸いです。
準備したもの
・エンジンオイル 0W-20(純正は5W-30です!)カストロール(Castrol)
2011-12-14
※リンク先5W-30です。
※正直ソニカのターボモデルに低燃費オイル0W-20は不安がありますので注意してください。各個人の乗り方にもよりますが低粘度側は問題ないと思います。しかし高粘度側は粘度が足りないと思います。高回転を多用する運転をされる方は30から40程度の粘度が安定していると思います。粘度が低すぎると油膜がどうのこうのという問題があるらしいですが私は詳しく語れるほど知識がありません。また、低粘度だとオイルシールからのオイル漏れも可能性があるらしいので注意してください。
・オイル受け
エンジンオイルの破棄方法は各自治体の方法に従ってください。
・オイルジョッキ
・ジャッキとウマ(リジッドラック)
エマーソン(Emerson)
2012-06-12
・メガネレンチorソケットレンチ
・ドレンワッシャー(今回は交換しませんでしたが交換する場合は用意)
・いらないタオル
①
作業に取り掛かる前に1,2分エンジンを掛けます。エンジンオイルは低音だと粘度が高くなりスムーズに排出されないことがあるためです。
②

エンジンルーム内のオイルフィラーキャップ(オイル投入口)を確認します。
インタークーラーカバーを外すと上記のようなキャップがすぐに見つかるかと思います。
③
次にジャッキとウマを使用してエンジン下部に自分が入れるスペースを確保します。このとき車体が動き出さないようにPポジション、パーキングを使用してください。また、最初にエンジンを掛けているのでエンジンが熱を帯びています。直接エンジンに触れないよう注意してください。
④


エンジン下部のオイルフィルター近くにドレンボルトがあります。
エンジンオイル受けを下に置き、ドレンボルトをゆっくりと外します。ボルトはある程度緩めたら手で回すとオイル受けにボルトを落としてしまうといった事故が防げるかと思います。
オイルが手にかかる可能性が生まれますが…
その後エンジンルーム内のオイルフィラーキャップを外してオイルが全て排出されるのを待ちます。
上の画像はボルトを外してオイルが排出されているところとなります。
⑤
オイル交換のみの場合:2.7L
オイル交換+オイルフィルターも交換する場合:2.9L
漏れがなければすべて入れる前にジャッキとウマを外します。
こうすることで車体が本来ある角度になるのできちんとした量のエンジンオイルを入れることが出来ます。
あとはこまめにオイルレベルゲージ(エンジンルーム内の黄色いやつ)を確認、またエンジンを掛けてエンジンオイルをエンジンの隅々に行き渡らせてるようにしてオイルレベルの上限を超えないよう入れてください。入れ終わったらキャップをして完了となります。
まとめ
冒頭でも書いたように作業自体は簡単です。しかし昨今はディーラーやカーサービス店で交換してもらってもそこまで費用はかからないですし、何よりその方が楽なので自信がない場合は無理に自分で行う必要はないかと思います。もちろん経験として一度自分の車で試してみるのも良いかと思います。