
前半からの続きです
①

カーナビを取り付ける前に、地デジアンテナやGPSの配線を通すため左右のピラーを外します。
これもネジ止め等されていませんので、内張り剥がしをつかうことで簡単に外せると思います。
※他のサイトではドアとピラーの隙間にあるゴムを外して紹介しているサイトがありますが、これは必要ありません。むしろそのゴムを戻す手間が増えるだけです。

外すとこんな感じで取れます。
②
その後、運転席側と助手席側で配線を通していきます。

運転席側はメーターを外していると思うのでその裏からナビ側に配線すれば大丈夫です。
助手席側はグローブボックスの上を通過するようにすれば大丈夫です。
問題はそのままだと狭すぎて手(腕)が入らない点です。このため、針金などをガイドとして用いるか、もしくはグローブボックスを取り外して裏を通す事になると思います。
今回は針金を使って通したのでそちらの方法で記載していきます。
(グローブボックスの外し方は別記事に記載します。)
③

針金に配線(今回はアンテナケーブルとGPSケーブル)をテープでくっつけます。それを助手席側ピラーから潜り込ませて上手いことナビ取り付け位置までガイドしましょう。
言葉で説明するとこれで終了なのですが、個人的にはここが一番辛かったです。奥に進めていっても別の場所に行ってしまうのか、まったく通らず何回も入れては出しを繰り返していました。ここは人によってはすんなり行く場合もあるらしいので、めげずにトライして下さい。
④

ピラーから通す配線が終わったら、いよいよナビに接続していきます。
アンテナケーブルとGPSは挿すだけなので簡単です。その他の小物類等も全て接続していきます。
ナビと車体は10P 6P変換ケーブルの場合、ナビ側はギボシで接続・車体側はカプラーオンでこちらも簡単です。

ステアリングリモコンアダプターも説明書通りにナビ側、車体側接続します。取り付け後にこの記事を書いているのでここの記憶があやふやなのですが、ナビ側はケーブルを挿すだけ・車体側はカプラー接続のみだったと思います。基本的にカプラー形状が全て違うので間違ったものに挿してしまうということは無いでしょう。
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次に車速とバック信号の配線を探します。正直まったく見当がつかなかったのでGoogleを頼らせていただきました。するとALPINEのサイトに情報が記載されていましたのでリンクと合わせて貼っておきます。

【ALPINEのサイトです】
これによると真ん中の緑/橙が車速信号、緑/赤がバック信号となるそうです。
これらの配線にギボシ等で割り込ませます。今回はエーモン製品に良さそうなものがあったのでそれを利用しました。
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接続が全て終わったら動作確認をします。
今回はどうやらうまく行ったようで一安心です。その後は逆の手順でナビを取り付けていきます。
⑦

次にフロントガラスに地デジフィルムを貼り付けます。合計で4箇所貼り付ける必要があり、それぞれに貼り付ける位置があるので注意しましょう。
⑧
フィルムが貼れたらアンテナケーブルを取り付けます。このときピラーに隠す配線のことも考えて貼るようにしてください。
※アンテナケーブルに粘着テープを取り付ける際は最新の注意を払って行ってください。
(私は端子を1箇所折りました…)

⑨

全て作業が終わったら今までの逆の手順で戻して終了となります。
お疲れ様でした。
まとめ
ナビ自体の取り付けは説明書やネットの情報を見れば、おそらくほとんどの人が出来るかと思います。
それ以上に大変なのは配線をどのように隠すかです。今回の作業でも最初の頃は丁寧に隠してました。しかし、最後の方は自分でも分かるくらい適当になってしまいました。これを見た皆さんには是非最後まで丁寧に取り付けを行って頂きたいです。
今回ツメを折ってしまったアンテナケーブルは半田で端子部を盛って取り付けます。。。